脳波検査について
水戸クリニックでは、脳波計(脳の微弱な電気活動を記録する装置)を、2台装備しています。
脳波 検査の時には、細い電線を頭の皮膚の上にはりつけます。
人間の脳細胞は、生きている限りはいつも非常に弱い電流を発生していますが、 この弱い電流が、はりつけた電線を伝わって脳波 計という装置の中に入るのです。
すると、脳波 計がこの弱い電流(正確には、電位差)を増幅して紙の上に描いてくれるのです。 この紙の上に描かれた電圧の波の形を見て、いろいろな病気の診断の参考にしようとするものです。
機械から人間に電流(正確には、電極間の電位差)を通すわけではなく、逆に人間が機械に電気を通すのです。従いまして、全く痛くもかゆくもありません。
- 当院では、経過観察のための脳波検査を半年に1回行っています。
- 脳波検査では、脳波計からのばした線を20本以上、のりで頭皮に貼り付けます。ウィッグやエクステがついていると、頭皮がうまく出せず電極がつけられませんので、外して来院ください。
- 脳波 検査実施の際に軽い鎮静剤を飲んで頂くことがありますが、人によっては(体の調子の悪い日などに) 薬に酔っぱらって、検査の後に少しふらつくことがあります。
- 小さいお子さまの場合、階段で転んだりしないように手を引いてあげてください。
- 大人の方の場合、同じ理由で検査終了後の自動車の運転は差し控えて下さい。