発作予防のダイアップ坐薬について
発作予防のダイアップ坐薬はこんなとき使って
37.5度以上の発熱があるとき
発熱時は発作がいつもより起こりやすい状態ですので、坐薬を使うとよいでしょう(長年発作がない方の場合は必須ではありません)。
40度近い高熱が出て、解熱坐薬とダイアップ坐薬を併用するとき
まずダイアップ坐薬を入れ、30分あけてから解熱坐薬を入れるようにしてください。間をあけたほうが薬の成分がスムーズに吸収されます。
発作の終了直後
二回目の発作を予防するために使います(坐薬は吸収されるのに20-30分かかるため、けいれん中に慌てて入れる必要はありません)。
発作の前兆があったとき
発作まで進まないように、トイレに行って坐薬を入れます。
発作予防の坐薬の使いかた
坐薬の先のとがったほうから肛門に入れます。坐薬の先端か肛門を少し水でぬらすと入れやすいです。おしりに深く入れ、しばらくティッシュで押さえてください。押さえていると坐薬が奥にすっと落ち込む感覚がありますので、そうしたら手を離しても大丈夫です。
坐薬の保存法
坐薬は体温くらいの温度で溶けるため、冷蔵庫で保存しましょう。お子さんの手の届かないところに置いてください。持ち歩くときは保冷剤と一緒に包むとよいでしょう。